ホストファミリーのフィリピン訪問

2017年2月15日〜19日

 いつもホストファミリーとして、来訪する外国の皆さんをお世話いただいている方々とKIFAスタッフが、待望のフィリピン訪問を果たし、レトラン・フィリピーナ・ダンス・カンパニーの設立10周年の記念行事に参加しました。国籍の違うゲストをファミリーの一員として本当の息子、娘のように受け入れてくださっているホストファミリーの目に「子供たち」の母校・母国はどのように映ったのでしょうか。

■一歩深まった国際交流への道

 

「あなたの国にも、私たちは占領されていたのよ。」
  我が家にホームステイした折、さらりと言った彼女。フィリピンを訪れて、その意味が骨身にしみてわかった。
  彼ら自身が組んでくれたスケジュールは、結構ハードだった。次々と出てくる食べ物と共に、自分たちの国をわかって欲しいという願いがひしひしと感じられる。太平洋戦争激戦地コレヒドール島を訪れ、食べ物もなく、自決していった若い日本兵のいた場所にも案内され、祈る。戦争がない事の貴重さを感じさせる重い時間だった。
  相手の国を訪れてみて初めて分かる事も多い。昼食後、だらだらと時が過ぎていたのは、昼寝タイムを取るからなのだ。逆に日本滞在中に昼食後に長い休憩時間がない事は、辛かったかもしれない。相手の国の歩みとくらしに一歩踏み込んで考えることができた旅だった。  
                          嶋 久美子さん

■Salamat(ありがとう)!

 歴史と現在が交錯する魅力ひしめくマニラで、愛する子ども達とともに過ごせた時間は何にも代えがたいものでした。とりわけ栄えあるレトラン・フィリピーナ・ダンス・カンパニー【LFDC】10周年記念イベントに出席させていただけたことを誇りに思います。加えて、思いもよらず戦跡コレヒドール島を訪れられたことは大変貴重でした。この素晴らしい機会を与えてくださったレトラン学院、KIFAの皆さんに感謝。そして、わが息子ランディに心からの敬意と謝意を。

       井上 まきさん 

■レトラン学院の周年祭に参加して


 やはり思っていたとおりの暑さが空港に降り立った途端感じられます。河内長野はこの1週間前に雪が降りましたが……暑さ、イエ、それが熱さに変わるのです。
 空港を出るとレトラン学院の先生方、学生たちが熱狂的に迎えてくれました。私たちはスターの気分を味わっていたのかもしれません。そして学院に着くと、マーチングバンド、大勢の生徒が待ち受けてくれ、握手・ハグ・笑顔が繰り広げられました。
 2日後の10周年記念式典会場では、学生がコスチューム姿でパフォーマンスを繰り広げ、目を見張るあでやかさで会場を魅了しました。今年もレトランから新しいメンバーが河内長野に来るでしょう。また、河内長野を経験した卒業生が、世界の何処かで日本を語るその時には、きっと私たちを思い出してくれるでしょう。
 また、最後の1日の思い出にコレヒドール島に案内してもらいました。そこは、16才から27才位までの若い日本兵が終戦間近に送り込まれ、そのままそこに眠っているという悲惨な場所でした。一番悲惨だったことは食物どころか「水」がなかったのです。飲み水が!!島の中に散在している墓標に私達が手を合わせるたびにフィリピン人のガイドさんが当時の様子を説明しながら、ただ水を撒いてくださいました。その意味を噛みしめました。
    
                         村上 洋子さん

■フィリピンツアーの感想

  
 レトラン学院の学生のホストをするようになって5年。10周年へのお誘いを受けて参加することに決めたものの、マニラは治安が悪いイメージがあるし、水や食べ物は大丈夫なのか等、正直、心配なことばかりでした。
 でも空港で先生や学生たちの出迎えをうけるとひと安心。滞在中彼らは、ホテルにいるとき以外は常に私たちに同行してくれ、守ってくれました。マニラは決して安心して歩ける街ではないけれど、この学生たちはそんな中でもたくましく生きている。彼らの従順な心、感謝の気持ちが感じられる度、温かい気持ちになりました。
 学生たちのダンスは、華やかな衣装を何度も着替えて楽しませてくれました。一生懸命練習したのだろうなと想像して感激しました。なつかしい「子供たち」と再会を喜び合い、彼らのご家族ともお会いでき、とても楽しい時間を過ごせました。消極的にならずにツアーに参加して本当に良かったです。

                    山田 清美さん

■フィリピンツアー体験記

  

 校2年の長女と小学2年の三女を連れてフィリピンへ行ってきました。
 上の娘はレトラン学院の学生と同年代ということもあり、彼女の周りにはいつも大勢の学生が集まっていました。何を楽しそうにしゃべっているのかな?と気になり聞いてみると、Kポップが彼女たちとの共通の話題のようで「誰のファン」だの「誰かがイケメン」だのという様な話で盛り上がっていたようです。長女は授業体験もさせてもらいました。内容はチンプンカンプンだったそうですが、隣の生徒に教えてもらいながら受けていたそうです。衝撃的だったのが授業中、先生に許可を得ずにトイレへ行く事でした。とてもびっくりしたそうです。たった1時間ですが貴重な体験をさせていただきました。
 下の娘は、恥ずかしいのかあまり喋らないのに、学生たちは娘を楽しませようと気を使って声をかけてくれ、守ってくれていたように私は感じます。
 日本に帰ってきてしばらくしてから長女のフェイスブックに電話がかかってきました。「ハロー元気?今ダンスの練習してるの」等々いろいろテレビ電話で楽しい会話をしていました。それを今回参加できなかった受験生の次女が「今の時代はすごいなあ」と感心していました。いや貴女、今の時代の子でしょう(笑)
 
                        北山 通子さん



びょうき、しゅっさん、こそだて、がっこう、てつづき



年会費

■個人会員
 ・一般:2,000円
 ・学生(高校生を除く):1,000円
■高校生:無料
■家族会員  3,000円
■団体会員 10,000円

河内長野市国際交流協会

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