もっと気軽に国際交流!多文化の部屋

第1回「幸せの国ブータンに行ってきました」

ゲスト:辻 秀和さん

ブータン パロ空港に降り立つ辻さん

 KIFA設立25周年記念事業の一つとして、「多文化の部屋」が企画されました。これは、河内長野に在住あるいは在勤されている外国人や、旅行で外国に行かれたり、そこで生活されたことのある方をゲストに迎え、直接肌に触れた外国の話を聞き、その国の文化に接して異文化への知識、意識を高めようというものです。
 第1回は、KIFAの理事であり、国際ロータリー第2640地区2014~2016年度ガバナーを務められた辻 秀和さんをゲストに迎えブータンの話をしていただきました。
 最近では、秋篠宮家の長女眞子さまが、婚約を前にして「幸せの国」ブータンに海外公式訪問されて話題になりました。従来、幸福になるためには物質的な発展を遂げることが必要だというのが経済学者の定説でした。しかし、ブータンは物質的な成長を積むことが必ずしも幸福と結びつくわけではないと主張し、GNPに対して、国民全体の幸福度を表す指標として「国民総幸福量(GNH)」が提唱されました。ブータンの国旗
 ブータンでは、働く人の9割が農民で、自給自足に近い暮らしをしているようです。野菜は無農薬栽培で、衣食住は、今も伝統的な生活を続けているそうです。教育費、医療費は無料でもちろん通勤ラッシュもなく、貧民街や物乞いは皆無だそうです。「殺生はしない」ということで、魚釣りも禁止されており、肉類は輸入に頼っています。一方で、野犬が野放し状態のため、狂犬病の感染などの問題も出ているそうです。
意外だったのが、主な産業が山間部の水を利用した水力発電による電気の輸出でインドなどに供給しているそうです。
 繁栄と幸福、どちらも大切ですが、幸福の方がより大切だとしている国ブータン。私たちが、便利さや豊かな暮らしと引き換えに無くしてしまったものが残されているようです。国の近代化を進めながら、自然環境を保護し、伝統を継承しながら国民の幸せ度を保持するには、難しい点もあるようですが、いつまでも「幸せの国」であってもらいたいものです。



びょうき、しゅっさん、こそだて、がっこう、てつづき



年会費

■個人会員
 ・一般:2,000円
 ・学生(高校生を除く):1,000円
■高校生:無料
■家族会員  3,000円
■団体会員 10,000円

河内長野市国際交流協会

〒586−0025
河内長野市昭栄町7−1
市民交流センター(KICCS)3階
Tel: 0721-54-0002
Fax: 0721-54-0004
Mail: office@kifa-web.jp