コンニチハ!日本語サロンです
KIFAリポート103号掲載 (2017年10月発行)
わたしのボランティア活動体験談
査 樹忠さん(中国)
私は査樹忠と申します。中国遼寧省から日本に来て16年になります。ずっと河内長野市に住んでいて、河内長野は、もう私の「第二の故郷」だと思っています。これからもずっと河内長野市に住んでいくつもりです。なぜならば、河内長野は住む環境がよく、緑いっぱい、スーパーも近くて便利、病院や福祉施設も完備、住民も親切で住みやすい街だと思います。
私は運動が大好きですが、なんと3回も足を骨折してしまいました。年齢のせいかな。きつかったが日本のすぐれた医療技術のおかげで治りました。
河内長野市役所、小中学校、国際交流協会(KIFA)の人々と交流していると日本社会のボランティアはすばらしいと強く感じています。自分もそのメンバーの一員になりたい気持ちが強くなってきました。日本語サロンの下神先生のお蔭で2008年千代田公民館で中国語クラスを開きました。名称は「你好会」(ニーハオ会)といいますが今も一緒に勉強しています。学習者はすごくなかよしで、一緒にギョーザを作ったり、カラオケや旅行をしたりしてとても楽しいグループです。その後、国際交流協会の行っている語学クラブの夜の中国語クラスで講師をしています。学習者はやる気満々で勉強しています。
また知り合いの小学生が中国語を勉強したいと言ってきましたので、昨年10月1日から千代田公民館で「初めての中国語」クラスを発足しました。月4回土曜に小学生と大人十数人、皆わくわく勉強しています。
中国語を教える以外に、今年4月から楠小学校の見守り隊に参加しています。毎日帰宅する放課後の生徒達を迎えます。元気な生徒達に「お帰り」「ただいま」「今何時ですか?」と聞かれたりして親しくなって心から幸せだと思います。見守り隊の仕事が大好きです。
また千代田中学校区のイベントにできるだけ参加しています。運動会、防災訓練、納涼盆踊りから学校の清掃などに参加しています。
河内長野市の文化に対する環境はすばらしく、さまざまなイベントが次々と行われ一般市民や青少年にとって幸せだと思います。子どもが健康で成長していくと同時に親である大人も進歩していくのではないでしょうか。
子どもの将来と今後の日本の発展のために、親、先生、社会人の皆様、これからも一緒にがんばりましょう。
ボランティア万歳!万歳!