友情の絆・・・姉妹都市カーメルの日本庭園
2006年秋に、姉妹都市のカーメルで日本庭園を造るらしいとの情報を得ました。国際交流協会では、姉妹都市として何かお手伝いはできないかと、日本庭園関連の本を送ることから始めました。その後、日本庭園に欠かせず永く残るものを送ろうと、石灯籠と数寄屋門を寄贈品に決め、広く市民や市内の企業・団体・学校などの皆さんに募金を募りました。国際交流協会のイベントごと、また、市内の各所に募金箱を設置しお願いをし、市民まつりでは、フランクフルトソーセージを販売して、収益金を募金に充てました。私費で現地に赴き、庭園造りのアドバイスをしてくださった方々もいます。河内長野市民からの寄贈品が加わることで、カーメルの日本庭園は、さらに大きく一歩完成に近づき、数寄屋門の銘板に刻まれた文字どおり、友情・Friendshipは、両市の市民の心に永く刻まれることでしょう。
現地では、贈られる数寄屋門と2つの灯籠の受け入れのために、土台工事などが、着々と進んでいます。4月下旬には、カーメル市の日本庭園で記念式典が準備されており、河内長野からも有志が出席します。
約3年間にわたり取り組んできた事業です。世界的規模での悪い経済情勢にありながら、このように立派な記念の品を贈ることができることは、河内長野市民の誇りであり、姉妹都市との絆がさらに深まったことを感じずにはいられません。 (2009年4月10日)
「友情」の銘板を掲げた数寄屋門
現地で進む庭園工事
数寄屋門の土台工事
カーメル市庁舎と庭園予定地
数寄屋門の設置場所で寄付者の名簿を手に