世界情勢 ここに注目!2018-①
現代社会の状況 〜今 考えるべきこと〜

2018年2月3日 市民交流センター 大会議室
講師:桃山学院大学 名誉教授 村山 高泰氏

 2015年の世界情勢の講座で、当時のマスコミなどで批判的に取り上げられていたアベノミクスについて、別の切り口でその理論的正当性を紹介して、とても興味深いお話だった村山先生。今回は、「国際社会は『戦争状態』」「『戦争状態』に対する日本の対応策」「環境問題と原発問題」という3つのテーマに沿ってお話をお聞きしました。
 なぜ韓国や中国は「慰安婦問題」や「南京事件」で日本を非難し続けるのか? 尖閣諸島や南シナ海諸島へなぜ中国は軍事的脅威を発信し続けるのか? など、国家同士の戦争にまでは発展していないものの、多くの争いが世界各地でみられます。これらは歴史戦、外交戦、心理戦などで自国を優位にするためのもの。そういう意味では、国際社会は『戦争状態』と言えるのだそうです。
 日本がそれに対応していくためには、「平時」から「紛争状態」までの間に発生する多様な紛争・対立に対処できる武装警察力の強化と整備が必要と話されました。北朝鮮の核問題については、日本はアメリカの核の傘から出て自ら核武装するため非核三原則を見直す準備をする必要が出てくるとの予測もお話され、今回も切り口の違うお話でした。
 最後に、環境問題に関連して、再生可能エネルギーがもてはやされるこの頃ですが、その裏にある問題も指摘されました。例えば、太陽光パネルの寿命が10年ほどで、その後はそのパネルが石油加工品や鉛や有害金属などを含むゴミと化してしまうこと、水力発電のダムが魚の住めない環境を作り、また下流の河口の砂が減少して海岸線の浸食が進んでしまうことなどを紹介されました。また、地球温暖化が叫ばれている中でのこの冬の異常な寒さについても、温暖化と関連づけて説明する気象学者もいます。しかし、逆に氷河期に向かっているという説があることを紹介されました。実は過去にも地球は何度か一種の氷河期を経験してきており、例えば中世においては温暖期と、テムズ川やオランダの運河が凍ったりした小規模な氷河期があり、そういう時代は、飢饉が起きたり政情が不安定な時期と重なっていた時代だったとか。もっとお話を聞きたいと思っているうちに今回の講演は終わりました。



びょうき、しゅっさん、こそだて、がっこう、てつづき



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