「日本語サロン」ってどんなところ?

 KIFAの日本語サロンの活動では、日本語ボランティアのスタッフが地域の外国人の日本語学習をサポートしています。火、木、日の3つのクラスのうち、今回は火曜日のクラスを訪問してきました。


●教材や学習の仕方は?
 各テーブルでスタッフと学習者の方が向かい合って座り、学習スタート。教材はレベル別のテキストやひらがな表などが用意されていますが、何を使うか、どう学ぶかは学習者によって違います。例えば、日本語能力試験の合格を目指す人は問題集を使って試験対策。日本在住歴が長く日本語レベルの高い人は、日本の新聞記事やエッセーを教材にさらなる読解力の向上を。来日から日が浅い人は、初級テキストで数の数え方を勉強していました。
また、火曜日クラスは平日午前なので主婦の方も通いやすいという特色が。この日も、料理や食文化の話題で会話しながら楽しく学ぶシーンが見られました。

●毎週会える、ふれあえる
 学習のあとは、テーブルを寄せて囲むように座り、フリートークスタイルの情報交換会が行われます。学習者とスタッフはもちろん、学習者同士で気軽にお喋りもできます。出身国は違っても、同じ地域で暮らす者同士、日本語を学ぶ者同士。小さなサロンには和気あいあいとしたムードが漂っていました。

●日本語ボランティアへのインタビュー
 日本語ボランティアの皆さんに「日本語ボランティアとして大切にしていること」を尋ねると、多くの方に共通の答えが「相手のニーズに応じたサポートをすること」でした。日本語サロンで学ぶ外国人の職業や立場は様々です。職場で必要な言葉づかいを覚えたい人もいれば、スーパーで買い物するときの日本語が最優先という場合もあるでしょう。
 「それぞれの立場を考え、生活や仕事に直結するサポートを」そんな言葉から、日本語学校とは違った、地域の日本語ボランティアならではの支援のあり方を感じます。また、「『ありがとう』を最初に覚えてもらいたい、一番素敵な言葉だから」「学習者が楽しく学べるよう心がけています」など、それぞれの思いに胸を打たれました。
 外国人学習者から「『そらそーや』ってどういう意味?」など、身近で見聞きした関西弁について尋ねられることもあるとか。一般的な日本語学習用テキストは標準語ですが、大阪で生活していれば周囲の人は関西弁を喋ります。そのため、外国人にどちらを教えればいいか、という悩みがあるそうです。また、「日本人とのコミュニケーションの仕方を教えてください」という相談も多いとか。先のニーズの話とも関わりますが、基本を大切にしつつもテキストだけでは学べない日本語をカバーすることや、地域で暮らす外国人の悩みや疑問に応えることも大切なようです。
 「日本語ボランティアを始めてから、普段から日本語に対する関心が高まりました」「自分自身がきちんとした言葉を使おうという気持ちになります」と話す皆さん。これまで日本語ボランティアというと指導力や国際感覚が問われるものと思っていましたが、日本語や日本文化を大切にしている人、いつも新鮮な視点を持っていたい人にもぴったりな活動なのではないかと感じました。



びょうき、しゅっさん、こそだて、がっこう、てつづき



年会費

■個人会員
 ・一般:2,000円
 ・学生(高校生を除く):1,000円
■高校生:無料
■家族会員  3,000円
■団体会員 10,000円

河内長野市国際交流協会

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