コンニチハ!日本語サロンです

KIFAリポート107号掲載 (2018年10月発行)

日本語と踊りの世界
ルル・ウルウィヤーさん (インドネシア)

 私はウリと申します。インドネシアの大学で日本語を専攻しています。昨年6月に日本に来ました。
 インドネシアで日本語を勉強していると「どうして日本語を勉強するのですか」とよく聞かれます。大抵の人は「日本の映画が好き」とか「アニメが好き」と答えます。
 私も同じように答えますが本当はそうではありません。最も好きなことと言ったら踊りなのです。特に伝統的な踊りです。なぜ踊りが好きなのに今日本語を勉強しているのでしょうか。私にとってそれは難しい質問だと思います。
 高校3年生の時、日本語の勉強は大嫌いでした。半年くらい日本語を勉強しましたが全然好きになれませんでした。「○は○です」という授業はつまらなく、授業中いつも寝ていたので、日本語は全然分かりませんでした。ローマ字を使うことで十分ですから日本語を勉強したくなかったのです。
 踊りが好きだったので、高校を卒業する時、大学では踊りを専攻しようと思いました。しかし両親は踊りを専攻することに反対したので、私は迷い悩みました。「ママ、パパはひどいなあ」と思って怒りながら、何を専攻しようか随分考えました。結局あの嫌いだった日本語を専攻しもう一度勉強してみようと決心しました。
 日本語専攻の1年生の時、初めてひらがなとカタカナを勉強したところ、おもしろいなとだんだん興味がわいてきました。学生寮で授業の復習のためテキストを読んでいると「あれ? それは何語? 読めるの? すごいね、ウリちゃん」と他の学科の友達が褒めてくれました。それは「日本語の初歩」という本だったのですが、他の人が分からない仮名を読めるようになったので何だか誇らしく思いました。
 両親も、私の日本語をいつも褒めてくれるようになりました。両親は私の好きな事にはいつも反対で、このように褒めることは初めてだったのです。その時からだんだんやる気が出てきて、日本語が好きになってきました。
 しかし、インターンシップで日本にきて、日本人と会話してみるとわからないことがたくさんあり、自信をなくしてしまいました。関西弁も難しいし「私の日本語はだめだ」と思うようになりました。もうあきらめたい、という気持ちになり、毎日母にビデオ電話で話すと、母は「いつも応援しているから」と励ましてくれます。日本語の先生も応援してくださるので、今はもっともっと頑張ろうと思います。
 近頃日本語がだんだん好きになり、日本に住みたいと思うようになってきました。私は将来大学院生として日本の大学で勉強したいです。日本では色々な国からきた留学生に出会う機会にも恵まれるでしょう。踊りも好きですから他の国の伝統的な踊りも勉強できるでしょう。私の夢は日本語の先生になることと、伝統的なインドネシアの文化を守ることです。『日本語と踊りで世界へはばたこう!』実現するために頑張ります。



びょうき、しゅっさん、こそだて、がっこう、てつづき



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