コンニチハ!日本語サロンです

KIFAリポート108号掲載 (2019年1月発行)

日本の心
ドイ・ズイ・チュオンさん (ベトナム)

 
 私はドイ・ズイ・チュオンと申します。ベトナムの北中部のタンホアから2015年11月に技能実習生として日本に来ました。もうすぐ3年間の実習期間が終わり11月末に帰国することになりました。日本で生活したこの3年間に、たくさんの日本の印象が残っていますが、一番深い印象はきれいな景色と心の優しい人々の日本です。
 ベトナムにも日本と同じく四季があり、それぞれの美しさがありますが、私は日本の春と秋が一番美しいと思います。日本の春と言えば桜です。桜は日本の象徴と言われています。春になると日本のどこでも桜が咲いて、満開の桜並木は美しい絵のようで素敵だと思いました。
 それから日本の習慣の花見は大変楽しいものです。同僚や友人と花見の体験をしたことがあります。そこではたくさんのみんなが桜の木の下に集まって、食べたり、飲んだり、喋ったり、写真を撮ったりしました。本当に素晴らしい雰囲気でした。このような習慣はベトナムにはありません。だからいい思い出になって、いつまでも忘れられないでしょう。
 日本の秋と言えば紅葉です。秋になると木の葉が紅葉します。ベトナムでは黄葉はあっても紅葉しないのです。休みの日に、私は友人と京都に紅葉を見に行って、写真をたくさん撮りました。フェイスブックにきれいな写真を載せたら、ベトナムの友達が見てくれて、日本の景色は美しくてロマンチックだと言いました。私は今年の紅葉を見て帰国しますが、出来ればいつか友人たちにこの紅葉を見せてやりたいものです。
 最初、日本に来たときには緊張と不安で心配したことを覚えています。ある日、電車の乗り方が分からず、おろおろしていたら、日本の女の人があなたはどこに行きたいですかと声をかけてくれました。その女の人のおかげで、乗り方と降り方が分かって安心しました。日本人は優しくて親切だと思いました。
 今まで長い間日本に住んで、色々なことに気づきました。私の周りの人はいつも笑顔で、めったに怒っている顔は見せません。これはベトナムとちょっと違います。日本人は我慢強い性質だと感じます。例えば列に並ぶ習慣がすごく世界で有名だと思います。どんな場合でもきちんと並んでいて殺到したり、後ろから押したりとかあまりしません。ベトナムにはそんなマナーがまだないので、日本人に感心させられました。仕事の時はいつもきちんとしていて、時間にも正確です。
 これまで日本人と一緒に働いて、色々な話ができたおかげで、たくさんのことを学ぶことができてよかったと思っています。私は自分でもよく成長した、そして将来への道が広がったように感じています。私にとって貴重なこの3年間の体験をいつまでも大切にしたいと思います。
 最後に、私の好きな言葉は「一期一会」です。ありがとう、私の愛する日本! 縁があればまた会いましょう、日本!

         (2018年10月記)



びょうき、しゅっさん、こそだて、がっこう、てつづき



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