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KIFAリポート110号掲載 (2019年7月発行)

ベトナムの正月料理
ホアン・ヴァン・ハオさん(ベトナム)

私はホアン・ヴァン・ハオと申します。ベトナムのハノイから来ました。河内長野市に住んでいます。日本に来てエンジニアとして働いて、1年半になります。今回、ベトナムの正月料理について話したいと思います。
 ベトナムの正月料理はたくさん種類があります。例えば、ベトナムの春巻きNEMU、豚のハム、茹でたにわとり丸一羽、これは、先祖を敬う料理です。ソイガックと言う野菜で色を付けたおこわ、たけのこの煮物、ラッキョウの漬け物、それからバインチュンなどです。この中で一番大事な料理はバインチュンです。これは四角いちまきです。日本のおせちと同じように大切にされています。このちまきには、ベトナム人なら誰もが知っている伝説があります。 紀元前2000年位の6代の王フンヴォンには33人の王子がいました。フンヴォンは王子たちを呼んで言いました。「今度の正月に一番おいしい料理を持ってきた王子を次の王にする。」そこで、王様になろうと王子たちは、おいしい料理を見つけるために、山の中へ森の中へ海の中へと探しに出かけました。王様の18番目の王子ランリュウは、親を尊敬するやさしい王子でした。けれども彼は、母を早くに亡くし、頼れる人もいませんでした。それでランリュウ王子はどこへ探しに行けばよいかわからず、助けてくれる人もいないので、不安で出掛ける事ができませんでした。しかしある日ランリュウは夢を見ました。夢の中に神様が出てきました。神様は「米は人間が食べる物の中で一番貴重なものだ。丸い形は天を表し、四角い形は大地を表す。特別なラドンの葉で包み、中に入れる肉や豆は産んでくれた両親への感謝を象徴するものだ」こうしてランリュウは、神様の言った通りに、もち米で作ったバインチュンを王様に差し出しました。他の王子たちは世界中のおいしい料理を持ち帰って王様に差し出しましたが、王様が選んだのは、もち米で作ったちまき、バインチュンでした。こうしてランリュウ王子は、次の王様になりました。この時から、お正月にはバインチュンを食べるようになった、と言うことです。

 



びょうき、しゅっさん、こそだて、がっこう、てつづき



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