姉妹都市カーメル市民との交流会
隔年でお迎えしているカーメル市民の皆さんとの交流会が開催されました。今年はカーメル側から44名、河内長野側もスタッフを含め同じくらいの方が参加し、真夏の一日を楽しく過ごしました。
カーメルのPTO(日本ではPTA)の方のあいさつは、カーメルの方が日本語で通訳してくださいました。また、学生のスピーチもきれいな日本語で、とてもよくわかりました。
今年は折紙ボランティアの桝村さん、高繁さん、上山さんの3人に講師をしていていただきました。参加者全員が、ちょっとむずかしい折り方の「兜」と「コマ」を特大サイズの紙を使って、ステップごとに教えていただきました。会場にいる日本人もほとんど経験のない作品で、みな講師の説明に熱心に耳を傾け、手を動かしていました。カーメルの高校生の中にも、日本人に負けずに器用な人や、いち早く要点を飲みこんだ日本人の皆さんなどが、他の人達に教えてあげたり、教えてもらったり、全員が最後までやり遂げました。3つのピースを組み合わせて作るコマは、とても良く回りますし、複雑な折り方の兜は仕上がりが美しくて、テーブルや暖炉の上の飾りにいいね、といずれも好評でした。コマ回しチャンピオン大会では、各テーブルの勝者が出揃って、どのコマが一番長く回っているか競いました。チャンピオンは日本人の学生さんでした。休憩時間には、会員提供のイチゴを使ったイチゴシェークが大好評。おかわりをする人もいて、スタッフは準備の甲斐がありました。
最後に、カーメルの皆さんにひとりひとり感想をお聞きしました。「折紙は難しかったけれど、大好きです」というコメントがほとんどで講師の皆さんも嬉しそうでした。大人数で取り組んだ今年の折紙体験は、日本とアメリカの文化交流にささやかながら楽しい1ページを付け加えることができました。