コンニチハ!日本語サロンです
KIFAリポート98号掲載 (2016年7月発行)
豊かな緑地ヴェトナム
レ・ティエン・ズンさん(ヴェトナム)
私はレ·ティエン·ズンと申します。 ヴェトナム人です。日本に来て2年半になります。
ところでみなさんはヴェトナムへ行ったことがありますか。「はい、あります」と答えた人は、きっと面白い経験をされたんじゃないでしょうか。きれいな海、サービスが良く安いホテル、とれたての新鮮な食べ物など。逆に「いいえ」と答えた人に、ここで少しヴェトナムのことを紹介したいと思います。
地図を見ると、ヴェトナムの形はSの字と似ています。東は南シナ海に面していて、えび、イカ、鯖など多くの種類の海産物が沢山取れます。それらは全てとても美味しいです。よかったら食べてみてくださいね。
また、ヴェトナムは豊富な天然資源に恵まれています。原油や石炭や鉄鉱石などです。それに自然も大変美しいです。特に世界遺産に登録されたハロン湾はとてもきれいです。
ヴェトナムは南北に長い国のため、地域によって気候や食習慣が異なり、食材や味付けなどにも差があります。ここで、北部、中部及び南部の料理をみてみましょう。北部の料理は塩、味の素、しょうゆを多用し、塩辛い味付けです。例えばフォーハノイ(PHỞ HÀ NỘI)、ブンチャー(BÚN CHẢ)、揚げ春巻き (NEM GIÁN)などがあります。中部は唐辛子などを使った辛い味付けのものが多いです。それらはブンボーフエ(BÚN BÒ HUẾ)、ミークァン(MÌ QUẢNG)などです。南部は砂糖やハーブを多用し、全体的に甘い味付けが多いです。それらは、フーティウ(HỦ TIẾU)、バンカン(BÁNH CANH)などです。
私はいつもヴェトナムの自然や食文化を自慢しています。ぜひ一度皆さんもヴェトナムに行って下さい。きっと優しくしてくれると思います。いい思い出がいっぱいできることでしょう。